【最終304位R1913】ホウオウダイナ【シーズン28】
はじめに
どうもお久しぶりです。れいぜるです。
今回もそんなに順位が良いわけではないですが、これ以上握ることもないので筆を執ります。
順位、ランク自体は大したことないですが勝率に限って言えば87戦62勝25敗 勝率71%とそこそこな数値になったんじゃないかと思います。
言い訳ですが、最終週から仕事が激務で数を回せなかったのが悔やまれますね。
今回もDiscordの鯖内で共有して複数人でブラッシュアップして仕上げた構築になりますので、僕一人で全部考えたわけではないです。
さて、採用した構築自体は今回も何の変哲もないので今回は構築経緯を重視した記事にしてみようかと思います。
単体の採用理由よりも構築全体での方針のほうが大事と思ってるのもあります。
もしも構築の並びだけ興味あるよって方は目次から飛んでもらえればと思います。
毎回宣伝してるけど、最終的に10人以上でランクマを戦っていきたいからぜひご参加ください。挨拶なしでROM専でも良いぞ！
3～5桁くらいと幅は広いです。2桁って言いたいなぁ
構築経緯
環境から禁伝を選ぶ。
毎度のことながら時間が足りないので、前期の構築を一通り触った後は分析から開始しました。
とはいえ、６体全部の並びを追いかけてると時間がないので禁伝２匹の組み合わせをピックアップしようと思います。
上記は、自分が運営している鯖内でのチャットの一部で、3/11時点の使用率上位です。
さて、この数字を見ると禁伝の使用率はザシアンは圧倒的。
それはわかりきっていたことで、大事なのはその次ですが、
イベル、黒バド、オーガ、日ネク、ホウオウ、ダイナ、ゼルネ、ディアルガ
になります。
禁伝の組み合わせでいうと
イベルザシアン
黒バドザシアン
オーガザシアン
ホウオウザシアン
ホウオウダイナ
イベル日ネク
日ネクゼルネ
などが多かったでしょうか。
ここは記憶を頼りにしてるので自信ないですが。
さて、この環境ですが、禁伝１体というルールと同様に
GSシングルルールも禁伝を出せない時点でいくらか不利を背負ってる
ということが言えます。
例外もいますが禁伝は基本的にパワーが頭抜けてるので当然ですね。
なので、
人気の組み合わせに強い禁伝を選び、選出率を高めよう
というのが、まずは大事だと言えそうです。
そこで今回選定したのがホウオウとムゲンダイナです。
ホウオウとダイナの強み
まずはホウオウです。
ホウオウを見ると、ザシアンに強いのは当然ありますが、上位の
イベル、黒バド、ゼルネ
にもある程度強いです。
もちろん、それぞれの採用技等によって変わりますが。
そのためホウオウがメタの立ち位置的に良い位置にいると考え、ホウオウを最大限活かすように構築を組みました。
今回はホウオウがダイマすることで数多くの禁伝と撃ち合え、ダイジェットとダイバーンによる晴れで後続へも大きな負荷をかけれるように命の珠を選択し、
構築もサイクルではなく初手ダイマの対面構築としました。
続いて、ホウオウと組ませることでお互いに相乗効果を狙いつつ相方として、コスパ型のムゲンダイナを選択しました。
いくつか狙いはありますが、
- ホウオウが1体以上処理する能力に長けており、数的有利を作り出すためTODも含めた詰め筋として使えること
- 自身が初手に出てコスパを積みに行くことで相手のダイマを強要できること
- ダイマックスが不要であること
- 型が豊富でホウオウと並べることで受けループにも多少見えること
このあたりが主な狙いです。ホウオウだけで全員倒せないのでその後の詰め筋というのが大きいですね。
前期で結果を出していた方もいらっしゃっていたので、メタ的な理由での選択ですが構築のパワー自体はあるはずです。
こう考えると対面構築と言いつつも、積みサイクル的な側面も持つかもしれない並びとなってます。
基本選出の3体目
ホウオウダイナの対面構築の3体目ですが、メタモンを採用しました。
メタモンは非常に選出誘導能力が高いことに加えて、擬似的な3体目の禁伝やホウオウが削った後の始末としても非常に有用なためです。
さて、この3体が基本選出となりますが、この3体だけでも戦い方はいくつかあります。
※一番左から順番に出すと考えてください
＜初手ホウオウで荒らして、ダイナで詰めつつ積み技をメタモンでコピー
＜初手ホウオウで荒らして、メタモンで切り返した後ダイナで突破不可にする
＜ダイナでダイマを強要、メタモンで切り返しつつ、最後はホウオウで締める
一番パワーのある選出が上3つで、実際これらのどれかで戦うことが一番多かったです。
補完枠の考え方
ここからは補完枠で苦手なところを埋めていく形になりますが、苦手なポケモンに強いだけっていうのは選ばないように注意しました。
苦手なポケモンに強いのは当然必須ですが、ちゃんと対面構築として組み込んで勝ちにいけるような補完枠を採用した（つもり）です。
実際に採用した補完枠
さて、この3体だとネクロズマ入り、特にロクブラ採用のネクロズマが強烈にきついため、専用の対策枠かつ自身が勝ち筋に慣れるポケモンを採用することが必要です。
ホウオウはロクブラで倒され、ダイナも起点になり、メタモンがコピーしても勝てないと天敵に近い性能をしています。
ネクロに対して、ホウオウも展開次第では五分以上には戦えるので、対策枠とホウオウのどちらかを通しに行けるようなポケモンとして、残飯HBテッカグヤを選択しました。
単純にムゲンダイナの相方としても有名ですね。
ここまで考えて、初手のカバやランド、マンムーに対してのホウオウもダイナも動きづらいことがわかりました。
実はマンムーはダイナで起点にできますが・・・
また、テッカグヤは詰め筋としても優秀ですが、穴にもなりやすく積極的に出したいコマではありません。
そこで対面構築としての4枠目兼初手の枠として襷水ウーラオスを採用しました。
ランドマンムーにも強く、カバに対しても
ラオス水流連打、カバ欠伸
から
ステロ打ってきたらホウオウ降臨させて、ダイジェットで起点にする
という、ほぼ選出するホウオウとあわせて非常に強い動きを作れるのも魅力的です。
最後の枠はここまでとは毛色が違って、盤面を整える枠です。
試合の展開上、裏から出てくるイベルタルやサンダーが重く、いなす役割が必要になりました。
最悪S上げさせずにダイマさえいなせれば裏のダイナがなんとでもできるので、そういう役割としてHDバンギラスを選択しました。
技構成に岩石封じを採用することで相手のS上昇を防ぎ、後続にいそうなザシアンにもSを下げることでホウオウやダイナが上を取れるようにしています。
ダイマさえなければホウオウやダイナがイベルやサンダーに勝てるのは大きいですね。
構築全体の勝ち筋
この構築の勝ち方は非常に多岐にわたります。
ホウオウを先手において荒らすのか、控えさせて全抜きする場を整えるのか
ダイナは詰めに使うのか、耐久を生かしてダイマを枯らせるの使うのか
メタモンを通していくのか、TODを狙うのか
1ヶ月使ってましたが、非常に難しく未だに乗りこなせてるとは言えません。
けど、難しいがゆえに使ってて非常に楽しい構築ではありました。
個体紹介（チームIDはここ）
個体紹介の前にチームIDを貼っておきます。
ホウオウ
|
 命の珠 |
再生力 | ||
| 聖なる炎 | ブレイブバード | ギガドレイン | 自己再生 | |
| 意地っ張り | 181-182(124)-111(4)-117-174-142(252) | |||
構築の中心で、エース。
いかにこいつを強く使うかというのが大事になってきます。
当然、選出率は100％です。何があっても選出するという意思を持って使ってました。
技枠はメインの聖炎とブレバ、ダイウォール媒体かつ場持ちをよくする自己再生、相手のラグとヌオー等を牽制するギガドレインになりました。
ギガドレインは地震と封印と選択です。環境によって変えてました。
自己再生を入れてHP満タンならイベルの珠ダイアークまでは耐えるため、1度ダイマ打たせてから退場したり交代したりする小テクがあったりします。
初手ザシアン対面は理由がない限りはダイジェットしましょう、案外引いてくれます。
余談ですが、10年前に捕まえた色ホウオウをランクマで使えて嬉しいです。
赤いパチモンじゃない本物の輝きがここにはあります
ムゲンダイナ
|
 くろいヘドロ |
プレッシャー | ||
| ダイマックス砲 | 火炎放射 | コスモパワー | 自己再生 | |
| 臆病 | 241(204)-94-128(100)-165-115-193(204) | |||
第2の禁伝枠で、詰め筋
ホウオウがダイマで荒らしたあとに逆転不可の状況にするのがお仕事
たまに、先手でダイマを相手にさせるということもやります。
Sラインは諸説ありますが、僕は上からコスパできるようにするために鉢巻悪ウーラの強打のPPを枯らせれるギリギリまで上げました。
ここまであげると多くのザシアンを抜いたり、ミラーで先制できます。
終盤、ザシアンのSラインが上がってましたが191あたりが多いので、ギリギリ抜けるのが良かったですね。
急所と折り合いをつけて付き合うのが使いこなすコツです。ストレス解消法は各々用意しておきましょう
メタモン
|
 こだわりスカーフ |
かわりもの | ||
| へんしん | ||||
| ？ | 155(252)-x-x-x-x-x | |||
構築の3枠目で、擬似的な3体目の禁伝。
個体は割と適当で本来は最遅にしたり、色にしたりした方がいいがサボってる
選出してなくても仕事をする、オンリーワンの性能はさすがの一言。
いるだけで、相手の選出をある程度絞れるため、細い勝ち筋を見出すことが大切な本構築にとってなくてはならない存在。
テッカグヤ
|
 食べ残し |
ビーストブースト | ||
| ヘビーボンバー | 守る | 身代わり | 宿木のたね | |
| わんぱく | 204(252)-121-170(252)-114-121-82(4) | |||
対ネクロ（特にロクブラ採用個体）の並びがホウオウダイナが何もできず、メタモンでコピーしても美味しくないため対策枠としてHB残飯テッカグヤ。
[対策と言いつつ、こいつ1体で相手のネクロ含め裏のポケモンで突破不可にしてTOD勝ちすることも多々ありました。というかTODが基本戦術になるくらいでした。
ダイナとの相性補完が優れてることでも有名ですが、この構築においては同時選出は少なく、ダイナの代わりに選出することが多かったです。
自身で圧力をかけれないため、崩しの起点になることが多く、ネクロ以外ではできる限り選出しないようにしてました。
水ウーラオス
|
 きあいのタスキ |
不可視の拳 | ||
| 水流連打 | インファイト | アクアジェット | 挑発 | |
| 陽気 | 175-182(252)-121(4)-74-80-163(252) | |||
初手のランド、岩技持ちのラオスやマンムー、壁展開が面倒なので採用
初手のランド、ラオス、マンムーに対面から勝てたり、裏に置いとくことで対面のコマとしても扱えます。
また最速かつ挑発を採用することで壁からのゼルネジオコンを封じることも役割としてあり、壁役を突破した後は挑発をゼルネに打ったりします。
とにかく腐ることが少なくて便利ですが、ランドマンムーからゴツメサンダーの流れだけは面倒でした。
ゴツメサンダーならムゲンダイナが起点にでき、後述するバンギラスの冷凍Bと合わせてランドを狙ったりして工夫してました。
とはいえ、面倒な展開はありつつも総合的に考えると非常に器用で扱いやすい枠でした。
バンギラス
|
 達人の帯 |
すなおこし | ||
| 岩石封じ | イカサマ | 冷凍ビーム | ステルスロック | |
| 生意気 | 207(252)-154-130-116(4)-167(252)-72 | |||
対イベル・サンダー枠
イベルは対面からなら、サンダーは型次第でホウオウでも勝てはしますが、裏から出たりするとそのまま壊滅しかねないので対策を採用。
イベルはだいたいダイマしてくるので後出しから岩石封じ連打することで、
引いてきたらホウオウやダイナで勝てるようになり裏のSも下げれる、引かなかったらそのまま突破という選択を相手に強いる動きをします。
サンダーに対してはセットでランドがいて、後出しで出てきたりすることも多いため、帯冷凍ビーム連打で無振りならワンパンする事が可能です。
イカサマは黒バドに対して打つ技だけど、そもそも黒バド入りに出すことはなかったので諸説。ただ、お守りとしては良い技でした。
ステルスロックは暇なときに打つ用。文字とかで良かったかもとは思ってます。
おわりに
ここまでご覧いただきありがとうございました。
まーためっちゃ長い記事になってしまった・・・。
今回もですが、構築鯖内で共有しながら画面共有して通話しながらやってました。
自分にはない角度で意見もらったりするので、一人でやるよりかはずっと効率的に時間を使えたと思います。
また、チームでいい構築できたら記事をかくと思いますが、その際はまたどうぞよろしくお願いします。
Special thanks!!
1体だけ違うけど同じ構築を使ってくれたヒズミールくん
一足先に記事を書いてくれましたので、そちらもぜひ。並びはほぼ同じで構築思想も同じですが、人が違えば見方も違うということで両方読むのが吉です！
hizumi-meronpan.hatenablog.com
構築鯖の方々
配信に参加してくれたり、別の構築を使って刺激をくれたりありがとうございました。
この記事を見て構築鯖に興味を持ってくれたあなた
今すぐ下の紹介記事から参加しましょう。ROM専でも大丈夫です！
宣伝
いつものです。
普段はポケモンの構築鯖でみんなと一緒に複数人で構築を練ってます。
ここ最近は嬉しいことに数日に1回は誰かしら鯖内で配信したりしてる状況です。
発展途上ですが鯖内でデータ貯めて近い順位のKPを分析したりし始めてます。
一人でやるよりかはずっと効率的に進めれると思いますので、興味ある方は下記記事からぜひご参加ください！！
